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成熟した閑静な住宅街に位置する家です。 敷地は、東西2つの道路に挟まれ、裏通りである東側の道路は、隣家の緑も豊富で、そちらへの眺めが大変魅力的でした。 この眺めが得られる東側に、宙に浮かぶ安息の場をつくりたい。 そのことが、この家のプランづくりの大きな鍵となりました。 家の中心に位置する、光の降りる階段室を取り囲むように、いろいろな居心地の場が展開します。 建て主とは偶然(!)よく足を運ぶ温泉宿が同じで、その宿のことを話しながら、それぞれの場の気持ちよさ、居心地の良さを確認しあったことが、ちゃんと形になったのではないかと思います。 構造:木造 敷地面積:135.88u 延べ床面積:106.154u 外壁:左官材掻き落し 内壁:砂ジックイ 床:ヒノキ |
建て主さんからのメッセージ
この家に住み始めて、はや8ヶ月。 この家の住み心地の良さを言葉にすることはなかなか難しいのですが、強いて表現してみると、こんな感じでしょうか。
『季節の移り変わりが感じられる家/1日の時の流れが感じられる家/晴れ、曇り、雨、雪…とその時々の天候が感じられる家/夏、風がよく通る家/森の中の別荘にいるような、森林浴をしているような感じのする家/外の緑がとにかく目に入る家/視線が抜ける家/心から安堵できる家/機能性と建造物としての美しさを兼ね備えた家/奥行きの感じられる家/いろいろな居場所のある家/居るだけ幸せな気分を味わえる家/ずっと居てもまったく飽きない家』
こんな家ができあがったのは、熊澤さんのたしかな設計の技術、美的なセンス、女性ならではの暮らし手としての目線、施主の要望をきちんと引き出せるコミュニケーション力、そしてとことん考え抜くという彼女のAttitudeの賜物ではないかと思います。
“どんどん出不精になってしまう家”なのが、最大の気がかりです。

