report - 現場管理レポート

長沼町の家
 

report - 現場管理レポート

 長沼町の家 現場リポート

2009/3/15 地鎮祭
ぽかぽか陽気の中地鎮祭を執り行いました。
2009/4/4 構造材確認


建て主さんと一緒にかしの木建設の下小屋・資材置場に伺いました。

かしの木さんは、たくさん材木を蓄えておいでです。


今回の材料は3年くらい倉庫にあったものだそうで、測定器で計ると、何と含水率8.7% !

倉庫に置いている間に、自然乾燥されています。

材木は、含水率30%以下になってくると収縮し始め、18%くらいになると安定してきます。

通常、構造材は20%以下のものを使うことが推奨され、15%以下のもので、縮がほとんど出ないので、

良い材といえます。

 

そのために最近では、巨大オーブンの中に材料を入れて、無理やり乾燥させたものが出回っています。

しかし、無理やり高温で乾燥させているので、油がぬけ、パサパサになってしまい、

粘りや、艶のないものになってしまうという、弊害があります。

そんな時代に、こんなに素晴らしい材料が眠っているなんて!

本当にかしの木さんは、貴重な工務店です。

 


現場では、基礎工事が始まっています。

写真は、採石を敷いて、転圧、基礎の外周枠を設置したところ。

2009/4/8  基礎配筋検査

基礎の配筋が完了したところです。

ベテランと若手のお二人の職人が、2日で編み上げたそうです。

正確でとてもきれいな配筋でした。


公園の桜は満開です。

 

2009/4/29 上棟

上棟しました。

公園の新緑がまぶしく、気持ちの良い日となりました。

クレーンは使わず、7人の大工さんが全部手であげてくださいました。

 

 

 

敷地内の土の上には雨の跳ね返りで家が汚れないよう、ブルーシートが敷き詰められていました。

かしの木さんの徹底した現場哲学。

2009/5/12

まずは家の下地工事です。家が完成するとみえなくなる部分。

家の強度に合わせて必要な金物が取り付けられます。

 

床下や壁、屋根の通気を取ることは四季を通して気持ち良い家にするために、

また家の耐久性を高めるのにも必要です。

 

写真2枚目は床下換気のためのスリット。鼠が入らないように網が取り付けられています。

写真3枚目は軒裏です。ここにも屋根を通る通気スリットが設けられています。

2009/5/19

壁には柱と柱の間に間柱が入りました。壁の下地となります。

 

天井にもボードを張るための下地の骨組が30cmのピッチで取り付けられています。

2009/5/26


板金屋さんによる、屋根の棟換気の工事です。

屋根の軒下から取り入れられた屋根通気は自然の空気の流れでここから外に出ます。


















階段も取り付けられました。厚さ4センチ、節の殆どない、とても立派な桧です。

かしの木さんの資材置き場に眠っていたそうです。




















広間のメインとなるコーナー窓の枠材を大工さんが取り付けています。

ピシリと隙間なく、直角に材料を合わせるには、手間と技が必要です。

2009/6/2

前回、佐野棟梁が奮闘されていたコーナー窓。隙間なくピッタリと納まっています。

丁寧で惚れ惚れします。



断熱材は、屋根面と床下にはペットボトルから再生されたパーフェクトバリア、

壁にはロックウールを使っています。

2009.6.9
外壁。白いシートは透湿防水シートで、15cmくらい重ねて張った上に防水テープで端を留め、外からの水が壁内に入るのを防いでいます。
その外側、縦張りにされた木は、通気胴ブチで、外壁通気を取っています。
壁内の湿気を逃がす仕組みです。
2009.6.16

1階の間仕切り壁内に床下の空気が流れ込んで、冬場に室内の温度を下げて暖房が利かないことがないよう、

床下戸の隙間をテープで塞いでいます。

配線などがあって、テープで処理できない所は発泡ウレタンを吹いています。

気流止といいます。

2009.6.23

壁の断熱材は、防湿シート付きのロックウールです。

断熱材の性能を出すには、隙間なく施工することが大切です。

筋交で断熱材が切れる部分は、防湿シートに切り込みを入れて、筋交に被せるようにテープ止めしています。


窓枠廻りなど、断熱材の入らない隙間は、現場施工の発泡ウレタンを吹き付けています。

どんな断熱材を使っても、現場の細かい心配りが、性能を発揮させられるかどうかを大きく左右します。

2009.6.30

外壁のサイディングにアクリルリシンを吹き付けています。

細かい目で吹き付けをしていただいたのですが、なかなかきれいな仕上がりです。

2009.7.9

 


浴室は、TOTOのハーフユニットを使い、壁天井は板張り仕上げとします。

壁の下地には、ルーフィングを張り、ハーフユニットとルーフィングを防水テープで留め、

壁に水が入り込むのを防ぎます。

2009.7.28
コーナー窓の脇にベンチが取り付けられました。杉板の剥ぎあわせで出来ています。
2009.8.4


漆喰の下塗が始まりました。

石膏ボードの上に直接ユートップという下地材を塗っています。



















差し込んだ光がきれいに拡散していました。

2009.8.10

エアコン前に付けるためのガラリも棟梁が造ってくれています。
2009.8.26


家具は全て大工造です。

とてもシンプルに造って、ローコストに納めています。

 

 

 

 

 

 

 


外部は足場を撤去され、土間や階段の施工に取り掛かっています。

階段は木々の間を縫って上がるよう、所々に土を残してコンクリートを打っています。

2009.9.2.

無事完成引き渡しの日を迎えました。

とっても、さわやかな空気の流れる優しい家になったように思います。